エヴァとステファンとすてきな家族(http://www.bitters.co.jp/kazoku/)

映画館で映画を見るってことはほとんどないのだが、6年前の時、彼女が好きな映画というのを聞いて、2つ見た。岩井俊二の「スワロウテイル」と王家衛の「天使の涙」。で、今度はこれである。淡路島の素晴らしい日帰り旅行の後、京都までかけつけて、見てきた。
スウェーデン映画ってのも全然知らないが、スウェーデン人の3人に1人が見てるというのもすごい。しかもその内容が、コミューン話なんである。ヒッピー文化を21世紀の今に普遍化する、それをさらりとするところ、そしてこれをスウェーデンの全員が見てる、ということが、謎。EUの中でも、北欧は独特で、グローバル化と一線を画していて、是非とも訪問したくなった。彼女がスウェーデン留学目指して勉強中なので、なんとしても行ってもらおう。

関係ないが、京都駅からMKタクシーに乗った。MKって好きだ。NTTに立ち向かうYahoo!BBと同じで。最初の就職活動で唯一内定したのが、MKだった。これのVIP専用ハイヤーのショーファーである。初任給600万以上で、2〜3年で1000万越えるという条件だったと思う。英国留学などの研修もある。けど、行かないで大学院コジキになってしまった。でもおかげで、阪神大震災後という一生のテーマを得たわけで、両方やるわけにいかないから何とも言えないけど、ホントに生き方って多様な可能性があると思う。