加藤恒雄著「はじまりは団地の『公害日記』から」出版記念会

「尼崎から未来を考える」

尼崎の公害反対運動の原点を描いた著書「はじまりは団地の『公害日記』から」が出版されました。著者が杭瀬団地で声をあげ、市民の共感を広げ、公害をなくすために奔走した姿を生き生きと再現されました。その後約40年。尼崎公害訴訟は被告企業に続いて国・阪神高速道路公団と実質的に勝訴といえる和解を勝ち取ったものの、いまだ国・道路公団は大型車の交通規制等抜本的な対策を講じてはいません。活気のあった尼崎南部も人口流出や地域経済の低迷で衰退の色を深めています。
加藤さんの労作を機に、もう一度原点に立ちかえって、尼崎の未来を考える機会をもちたいと考えました。環境問題・都市論の権威である宮本憲一先生を迎え、地域再生の道筋をみなさんと考えるひとときになればと存じます。多数の方々のご参加をお願いいたします。

●日 時 6月11日(土)15:00〜 (開場14:30)

●場 所 尼崎市立労働センター (阪神尼崎駅西側大通り北へ徒歩約10分)
     尼崎市東難波町4−18−23 (06)6482−6180

●プログラム
15:00 〜 17:00  記念講演と著者の話  (会費 300円)
「公害の尼崎から未来を考える」大阪市立大学名誉教授 宮本憲一 先生   
「公害反対運動にかかわって」 著 者        加藤恒雄 さん

17:30 〜 20:00  出版記念パーティー  (参加費 5000円*)
参加者のみなさんのざっくばらんなスピーチや意見交換、そしてギター演奏など。ふるってご参加ください。
     
* パーティーは予約が必要です。また、ご夫婦の場合、参加費は1人分です。

よびかけ人(敬称略)
淺野弥三一,池尻重義,川西 譲,後藤久宣,野村和夫,西沢 慎、羽柴 修,橋川みよ,堀 純一,松 光子,山城正之,山崎きよみ

〈お問い合わせ〉出版記念会実行委員会 担当 小川 
神戸市中央区海岸通1丁目2番31号 神戸フコク生命ビル5階 兵庫県保険医協会気付
TEL(078)393−1801 FAX(078)393−1802