はてなというコミュニティ

はてなでblogにあたるのははてなダイアリーなんだけど、はてな本体を見ると、人力検索エンジンとの名前通り、質問して誰かに答えてもらって、それをポイント制で行うというものなのね。コミュニティ・カレンシー(地域通貨)の一種でしょ。そういうシステムを入れたのはいいけれど、質問のレベルが低いのと答える人材があまりいなそうなのが現状だね。上で言ったように2ちゃんねるのがずっとまし。何か、ニュースグループニフティのフォーラム時代から繰り返されてきている相変わらずの問題に、参加人数が増えるほどぶち当たる確率が高い気がする。2ちゃんねると違うのは、匿名ではなく、運営側にはプロフィール(嘘書いてもばれないだろうが)を出してるという点だが、それが活かされる状況にはまだない、と。

この質問制度だけど、大阪であきないえーどという起業・経営相談システム(http://www.akinai-aid.ne.jp/)を完成させた吉田雅紀さんが、今年度の補正予算経済産業省から11億円とって、全国版の無料起業・経営相談システム、ドリームゲートhttp://www.dreamgate.gr.jp/aff/af.php?ue=106,3)で行ってるような仕組みってのは、税金でやってるという留保をつけても、すごいものなのよ。相談にこたえてくれるのは選ばれた各種専門家で、人気ある専門家とかランクづけがされて相談者が自分の判断で選べる。システムとしてはこれくらいのものが動けば、だいたいいい。でもここでも人選が問題で、すごい相談員ってのはやっぱこんなとこにはなかなかいないんだな。

ところで、上のドリームゲートのURLもアフィリエートで、これ経由でメルマガ登録するといくら入る、というシステムだが、はてなダイアリーAmazonアソシエートで、はてな運営資金に入れようということなんだね。これって、まあネットワークビジネスみたいなもんだけど、これも使い方次第で、なんかいい気がしない場合も多いよね。