一人の努力で組織が変わる?

商工会議所なんてものはほとんどがとてつもなくくだらない。でも中にすごく熱心な担当者が一人でもいると、そこで実際に成果を生む、息の長い事業をでき、死にゆく地域経済を立て直していける、そうした実例を聞いた。そういう担当者がいない。ではどうすればいいか。それは育てるしかない。
あるいはこうも言える。商工会議所でも地方自治体でもいいのだが、経済活性化だか産業振興だかをやっている連中が、本気で危機感を持ち、地元で元気な人(素材)を発掘し、育てていくこと。それをせずに外から成功事例を持ち込んで、みんなで「ふむふむ」と聞き入ったところで何にもならない。そんな当たり前のことに、一人一人が気づいて、実践をしていかねばならない。やる人がいなければ、自分からそれをやっていくしかない。そんなことを今日、強く再確認させられた。