買い物

ISO14001とってる企業は、グリーン購入してたりするんだろうけど、フツーの人にとって、まだそういう買い方は主流じゃないですよね。フェアトレードなんてのも一部では流行っているわけだけど。
ホームセンターに行って文房具を買おうとする。すると、一番安いホチキスを探すとホームセンターオリジナルの中国製で、グリーン購入法適合のリサイクルプラスティック使ってる日本製のホチキスは値段が2倍くらいするわけよ。
最近、日本も雇用情勢がひどいし、日本にも製造業が少しは残って欲しいよね、ってんで、なるべく「環境にやさしい」(プッ、笑)日本製を買うようにはしてるわけ。
職場の隣に建設中のスポーツクラブがオープンするんで、入会手続きを早々と済ませて、早速ジムで使う室内用の靴とスポーツウェア、プール用に水着と帽子を購入。で、運動靴を見ると、まずほとんどの靴が、いわゆる第三世界の製品なんだな。マイケル・ムーアの映画を見るまでもなく、ナイキだろうがアディダスだろうがニューバランスだろうが、みんなそう。いや、1万円以上するプロのアスリートのレース用に日本製があったかもしれない。なんで、結局980円の中国製の靴を買いました。3枚700円の中国製のTシャツ、4足800円の中国製の靴下も。水着はメーカーものだが、ベトナム製。昨シーズンもの(?)なんで半額だったけど2000円以上したよ。
というように、小市民的買い物主義は常に敗北するためにあるようなものなわけだが、じゃ第一世界の製品はすばらしいかといえば、そうとは限らない、ってそれは当たり前の話。とりあえずたった3年ごときでスイッチが壊れて動かなくなったオランダ製のフィリップスのシェーバーよ。二度とフィリップスのシェーバーは買わないから安心めされよ(というか、そもそも肌に合わなかったし、深剃りできない。むか〜し、星野監督がテレビで宣伝してたな〜)。あ〜、でもワークシェアリングがすすみ、非正規労働者も正規労働者とかわらぬ労働条件で働ける輝きのオランダよ。さらばじゃ。
今度はドイツ製のブラウンを買いました。だいたいフィリップス買う前のブラウンが肌に合ってたんで、それで変えなきゃよかっただけ。いや、でも浮気したのは、ブラウンまた壊れたか(2台目だったんですよ)、もうあかん、と思ったからだよな。今度はとりあえず奮発して最新のにした。こないだ出たばっかなので、修理用部品が長く残るでしょ。あと、めんどくさがりの私には自動洗浄システムはステキ。しかし、フィリップスもブラウンも本体は自国製をつらぬいているのはすごい。自動洗浄システムはハンガリー製、ACアダプターは中国製ということで、EU内ではやはりまかなっていないが。う〜ん、中国強し。ここ何年も、中国製以外のACアダプターを見たことがない。でもって、ちょっと気が利いた企業家で、中国のことを語らない人はいない。アテネの次の北京オリンピック。その頃、いったいわれわれの買い物状況はどうなっているのだろう?