本音でぶつかると得をするというお話

やっぱ珍しい、とても恵まれた立場なんだろうな。100%本気でガンガンぶつかることで、仕事上の関係で深い関わりあいが持てる。これは失敗すると大変だから普通あまりやらないんだろうけど、私の場合、いつクビになってもいいと常に思ってるのと、どうせこの事業は今年度で終わりだということがある。行政の仕事のしかたと税金のバカな使い方の法則、現場職員の苦悩とあきらめなど、またまた今日新たな発見があった(近隣の市の話)。詳細は、ちょっと今ここには書けないが、まあホントにばかばかしいけど、こりゃ議会で追及しなきゃ(しても)なおらないようなもんだわな。
持てる限りの情報を全て公開する。それはコストと時間をかけて得た人脈なども含めてである。そうすることで、自身の元により多くの情報が集まる。そして、中心も方針もない行政の企画は、事実上私が組めてしまったりするわけだ。そして、なぜこの枠組でこういう事業ができないのかという謎の真の理由も分かり、次の段階へ踏み込めるのである。解決手段がないとしても、理由が分かるだけで、ずいぶんと人は安心できるものなんだな。
信頼関係をもってつきあえる人たちが多いと、職場の人間関係の困難なんてのは、わりと簡単に解消できる、というか解消はできないが、気にはならなくなる。
信頼のおける同業種の大先輩が、「がんばれば必ず自分にかえってくる」と月並みながら言ってくれたが、それを心から実感する。ただし、その言葉には以下の留保がついていた。「それは金とは限らないけどね」と。「金には全然ならない名誉だったり地位だったり。でも必ずかえってくるんだよ」と。
ほとんどの人は、そんなことしても無駄、本音でぶつかって損してる、変わるわけない、と言う。だが、そうではないんだな。たしかに変わることはないんだけど、仕事の充実感、あるいは人生の幸せ感が全く異なるんだな。そして、同じ充実感を持つ人がもう一人増えた時、変わらないようにみえたことが、少し変化をみせていたりすることもあるだろう。
なんや、今日は抽象的な話ですまんが、このあたりで失礼。